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「ぎっくり腰」には要注意!

更新日:2022年2月21日

突然激しい腰の痛みに見舞われる

「あれっ、っ!」

と感じた瞬間から動けなくなる


こんな経験ありませんか?


一度でもぎっくり腰になったことのある方でしたら

この痛みや動けない辛さは十分に理解していただけると思いますが


だからこそ

日頃からの「ぎっくり腰」にならないような

セルフケアやマネジメントに意識を向けて見てください


今回は「ぎっくり腰」について

まとめていきたいと思います

 

1:ぎっくり腰とは

2:原因

3:痛みの経過

4:対処方法

5:セルフケアやマネジメント

6:参考資料

 

1:ぎっくり腰とは

突然発症し、しばらくは動けないほどの痛みに見舞われ

「急性腰痛症」「腰椎捻挫症」と診断されることが多いようです


重たいものを持ち上げたり、腰に負荷がかかった瞬間、立ち上がりや身体を過度に捻った時に起きることが多いが、くしゃみをした瞬間や寝て起きた瞬間などはっきりとした原因は判明していないと言われている



2:原因

(はっきりした原因は不明瞭であることを前提に)


○ 瞬間的な腰への過度な負担

重いものを持ち上げる

ゴルフなどの腰を捻る動作


特に日頃運動不足の人が急に動くことでリスクを高める








○慢性的な疲労による腰への負担

慢性的な侵害刺激による腰部の組織(筋筋膜、靭帯、関節)の柔軟性の低下、循環不良

 

不良姿勢

長時間の立ち仕事

長時間のデスクワーク






○内部疾患による腰痛

膵炎・大動脈乖離・尿管結石・腎盂腎炎など

腰や背中に激痛が走るため腰痛症と勘違いしてしまう可能性がある



○睡眠・運動不足・冷え

全身の疲労物質の蓄積

筋筋膜の循環不良

冷えによる末梢血管の収縮










○ストレス

ストレスを感じた状態で腰に負担をかける動作をすると脳が腰の痛みを感じやすくなる

全身の緊張が高く力が抜けない状態になっている









3:痛みの経過

人や状態によって感じ方は様々ですが

発症直後は強い痛みで動けずに、翌日から少しずつ痛みが和らぎ始め、動き出すことができるようにもなってきます

1週間経つと気をつけながら動けるようになって、徐々に動きを取り戻してきます

一般的には1ヶ月は痛みを感じ続けるようです




4:対処方法

ぎっくり腰になってしまった!という場合は無理せず、痛みの無い範囲で動くことが第一選択になります


先ほども原因は様々とお伝えしましたが、筋筋膜の損傷や椎間板の突出などがある場合、患部は炎症状態であり


・安静やバンド固定・テーピングなどをして動かさないようにする

・アイシングは痛みが緩和するようであれば直後のみ実施

・消炎鎮痛剤(内服・湿布)などの使用

・医療機関での局所麻酔など(痛みが強く動けない場合)


などの対処方法があります


また患部の組織は筋筋膜の過緊張、循環の低下、痛み物質の分泌・貯留状態になっている場合もあるため

①:緊張を緩和する

リラックスした姿勢を取る

休息を取る

筋筋膜を緩める(痛みが出ない方法)

マッサージや筋膜リリースは患部には積極的に行わない

強い力での施術はオススメしません


②:循環を促す

痛みが強くならないことを前提に患部を温める

入浴・温熱療法


などの実施をオススメします


できる限り発症直後、その日からケアをするようにして下さい。

何故なら初期から

安静を続けた場合 VS_治療や対処を始めた場合では後者の方が改善する期間が早くなる

と言われています



5:セルフケアやマネジメント


大切なのは『腰に負担をかけ過ぎない』『労る・癒す』ということになります


①:腰を反る曲げるような姿勢や動作を減らすこと


前かがみや腰反りでの作業

股関節や膝関節を使えるようにする

猫背やストレートネック、巻き肩などの上半身の姿勢や動きを改善する




②適度に腰周りの運動をする


筋筋膜を動かし続けて柔軟性や循環状態を良好に保つ

痛みのない範囲で筋トレや腰痛体操を続ける

・ストレッチ

・筋トレ

・ウォーキング

・水中運動


③:腰周りを温める

冷え予防や疲労回復のために日頃から腰周りの循環を促す

・半身浴

・温熱療法







6:まとめ


ぎっくり腰は突然やってくる!

そんな印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、日頃からのセルフケアやマネジメントによって予防できるものでもあります。


もちろん「あっ」とやってしまった場合には、治療や施術をしてできるだけ早くリカバリーを図っていただきたいと思います


だた、痛みが引いてもできれば、ご自身の身体をケアすることを怠ったり、身体に過度な負担をかけ過ぎることによって、再発する場合がありますので、ご注意下さい。



7:症例





参考サイト



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